南三陸町図書館
長い間更新が滞っておりました。ちょうど半年ぶりになります。
財団が実施中の震災被災地図書館への支援事業について、お知らせします。
宮城県南三陸町で、10月5日水曜日に図書館が開館します。
「南三陸町観光協会」ブログ
http://shop.plaza.rakuten.co.jp/minamina/diary/detail/201109270000/
「南三陸町ホームページ」
http://www.town.minamisanriku.miyagi.jp/modules/gyousei/index.php?content_id=413
財団ホームページ「支援先からのメッセージ」ですでにお知らせしておりましたが、南三陸町には6月にプレハブほかをお送りしております。そのプレハブをご活用くださっての開館とのことです。
町の復興のための業務が山積する中、書架を入れ、図書を整理し、環境を整備して等々と、開館のためにたくさんの作業をひとつひとつこなされた方々に敬意を表します。
なおBMも貸与しています。併せて“活躍する”ことを祈るのみです。
これからも、被災地の図書館のお力になれるよう、事業を推進してまいりたいと思います。
平成23年度助成申請受付開始しました
これほどまでに沈鬱な4月1日を経験したことはありませんが、
とにもかくにも平成23年度が始まりました。
当財団の助成事業の申請受付も今日からスタートです。
ただし、↓↓↓でご説明申し上げている通り、資料のデジタル化事業以外の
助成事業は中止させていただき、余剰金を被災した図書館の再生のための資金として活用させていただきます。
こんなときだからこそ、図書館の再生に結びつくような資料デジタル化のアイデアが飛び出すことを期待したいと思います。
さて、私事ですが昨日をもって事務局長を辞任し、本日より株式会社図書館流通センターに勤務することとなりました。
一昨年の3月に事務局長を拝命して2年以上経過しましたが、この間なんとか大過なく任務を遂行できたのは、たくさんの方々の援助や励ましがあったお陰です。
これからは、この間にいただいたご縁を大切にしながら新しい職務に邁進したいと考えております。狭い図書館界、また必ずお会いすることになると思いますが、そのときはどうぞよろしくお願いいたします。
佐藤達生
助け合うためにⅡ-2
来年度の助成事業の計画変更は、次のように考えています。
助成事業は、「(3)資料のデジタル化等新たな図書館サービスの構築事業への助成」だけ予定通り実施します。この助成事業は、発表された募集要項にしたがって実施します。
また、これによって生じる残余資金を、被災された図書館へおくります。ただ、被災された図書館がどのような状況下にあるか、震災から2週間が経過しようとしている今も正確な情報がつかめていません。被災地の状況や被災者が必要としているものは何なのか、それをよく確かめる必要があると考えています。
計画変更については、早ければ明日25日中に当HPで正式に告知したいと思います。
助け合うためにⅡ
このたびの大震災に接し、当財団は来年度の助成事業計画の見直し作業に着手しました。具体的には、助成事業を縮小し、残金を被災した図書館等への支援金にすることを計画しています。詳しいことは準備が整い次第告知する予定です。助成申請を予定していた方にはご迷惑をおかけすることになるかもしれませんが、限られた資金の使途に優先順位をつけることも私たち財団に課せられた使命だと考えています。なにとぞご理解を賜りますようお願い申し上げます。
事務局長:佐藤達生